窓から差し込む日差しで目を覚ます。
6月とはいえ、よく晴れた暑い1日になりそうだ。
だけど、今日は、パソコンの作業をしようと決めていた。
やらなきゃいけないことがたくさんあるんです。
こんな良い天気の日でも。
あーーー外行きたい。
ドライブしたい。
海いきたいーーー!
と、思うのは私の勝手でしょ。
むむぅぅう。
昼食を終え、窓の外を眺めると、もったいないくらいの良い天気。
「よし!決めたっ!」
とにかく、15時までは、このままPC作業を続けることにする。
それからは、外だっ!
で、15時。
まず、いつものコンビニに向かう。
そして、アイスクリームとコーラをGet!
いつもの海へと向かう。
到着してみたが、なんだかいつもより人が多いようだ。
今日は、海はやめておこう。
ということで、行き先を考える。
箕浦の道の駅か、それとも愛媛まで行っちゃうか?
ふと思いつく。
「古城かぁ」
山に向かって車を走らせ、目指すは豊稔池。
【まるで中世ヨーロッパの古城を思わせる偉容と風格が・・・】
と言われる所以は、上の写真を見て頂ければ一目瞭然だと思う。
恥ずかしながら、30年間大野原町で過ごしてきた私でも、ここまでまじまじと見学したのは今日が初めてだった。
(地元ゆえにその凄さが分からないのだと思う)
もうね、なんというか、「写真見て」としか言えない。
そして「実物見て」
1人でキャッキャと写真撮ったあと、来た道を戻らずに、どんどん奥地に進んでみようと思い立つ。
ここより奥へと進むのは、10年ぶりだ。
No44の県境の標識が目印だ。
この先に広がる素晴らしき世界。
なぜだか、10年前の明け方、当時の悪友達とここへ来たことが思い出される。
朝もやの中に浮かぶ山と遠くに見える伊予の町並み。
当時の映像が頭の中で鮮明に再生される。
残念ながら、今日は時間が悪い。
16時近く。こっちの方角は逆光になる。
目に見えている景色と写真に映る景色が違ってみえる。
しばらくこの景色を堪能したあと、そのまま愛媛方面に下り、11号を通って帰ってくることにする。
帰り、なんとなく箕浦の道の駅に寄ってみようと思い立つ。
なんだか賑やかな音が聞こえる。
道の駅に用意されているステージで、歌っている人がいる。
よく見渡すと、あっちこっちにギターを手にした人がいる。
どうやら、フォークソングのイベントのようだ。
まさか、こういう場面に遭遇するなんて、予期していなかったので、
とりあえず、お土産売り場コーナーに逃げ込む。
「さてどうする?どうするオレ!」
しばらく考える。
とりあえず、海側の堤防のほうに移動する。
No60のテトラの写真を撮る。
そして、堤防の上で横になる。
時間にして、30分くらいだと思う。
その場で、海を眺めながら、流れてくる音楽を楽しむ。
「こんな週末も悪くないな」なんて思いながら。